2018年2月15日木曜日

ファミ通 2018年3月1日号

聖剣伝説2

①読者アンケートの結果発表

②スタッフインタビュー

オリジナル版「聖剣伝説2

ディレクター

石井浩一

「聖剣伝説」シリーズの生みの親、「FFI~ III、「FFXI」や「サガ フロンティア」なども手掛けた。現在はグレッゾ代表取締役。近作は「Ever Oasis 精密とタネビトの蜃気楼」。


オリジナル版「聖剣伝説2

プロデューサー

田中弘道

スクウェア・エニックス在籍中、「FF」シリーズなどを手掛けた。現在はガンホー・オンライン・エンターテイメント執行役員。「セブンス・リバース」プロテューサーを務める。


「聖剣伝説シークレット オブ マナ」

プロデューサー

小山田将氏

スクウェア・エニックス所属。「聖剣伝説」シリーズプロデューサーとして、「聖剣伝説コレクション」などを手掛ける。新作スマートフォン用ゲーム「バトル オフ ブレイド」も展開中。




田中はモーションバトルの基本コンセプトと、データ構造やシステム設計全般を担当。あとは、リングコマンドなどのUI(ユーザーインターフェース)のデザイン、メニュー設計とストーリー、全イベントのデータ作成とか

石井は世界観のコンセフトとかキャラクター設定とかを担当。あとはアクションの仕様や、モンスターやボスの仕様。


メインプログラマーはナーシャ ・ジベリ。ビザが切れて、『FFIII』の後にアメリカに帰ったので毎日2時間ずつ国際電話でやり取りしながら作っていた。


キャラクターデザイン。ランディとプリムは亀岡慎一、ポポイは高橋徹也。



FFIV』としてシステムを考えていたが、『FF』チームとは別で作ることになる。

その矢先に鳥嶋和彦から「鳥山先生のキャラクターデザインで、ゲームを作ろう」という話があり『聖剣伝説2』の原型『マル鳥プロジェクト』が始まる。スーパーファミコン用のCD-ROMシステムプレイステーション(仮称)のハード同発タイトルの予定。

→1年以上作ってもハードが世に出ず、『聖剣伝説2』チームと、鳥山明と引き続きCD-ROMの発売を待ち続けるチームに分かれる。


石井はマル鳥の最初から参加。

石井は『聖剣1』のあと辞めるつもりだったが、『ロマサガ』のフリーシナリオのもとになるアイディアを思いつき『聖剣1』が終わったら河津と一緒に作ることに。

『聖剣1』の完成が数ヶ月遅れて、河津だけで『ロマサガ』の開発がスタート。

石井が『聖剣1』が終わったらどうしようかと思っていたところに、坂口から呼び出され鳥山明とのRPGプロジェクトが告げられ、そのプロジェクトへの参加も言い渡された。



石井がやりたいと思っていたアクションの熟練度システムと田中の考えていたモーションバトルのシステムにうまくハマった。


田中は、石井からキャラクターデザインとか、こういうバトルをしそうだといライメージをもらって、自分なりのストーリーに落とし込んで作っていった。


精霊界ではマナの樹が見えるけど、物質界、現象界に近い『FF』の世界では見えない。マナが結晶化して落ちたものは、マナの樹の種であり、じつはクリスタルだという設定が、石井の中にある。


石井、「FF」では背景まではあまり見られていなかったので「聖剣伝説』では見なきゃという気持ちが芽生えた。


田中、当時としては久しぶりにゲームシステムからストーリーまで自分1人で全面的にやった作品。自分が天才だなと思いながら開発していた。